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〈美容〉乳輪の手術

出産などの影響で乳輪が大きくなりすぎた場合に小さくする、あるいは乳輪のイボのようなブツブツ(モンゴメリー線)が気になる、というような場合は手術を行います。

乳輪が大きくなっている場合は、多くは乳房の肥大や下垂を伴っていますので、乳房縮小や吊り上げ手術を行えば、乳輪を小さくするのと同時に乳房の形も改善できます。 乳輪のみを小さくする場合は、乳房の形はかわりませんが、比較的短時間の手術で通院で治療が行えます。

手術方法

乳輪縮小手術

図1のように乳輪の直径が3cmくらいになるよう、大きすぎる部分を切除します。そうすると、図のように周径に違いがでますので、これが余り大きい場合には乳輪の周囲の皮膚を必要な分だけ切除して、周径の長さを調整します。 自然の乳輪と違って、乳輪の境界がくっきりしたものになりますが、これは致し方ありません。

乳輪内の腫瘍
(イボ状の凹凸)の手術

図2のように腫瘍を切除しますが、たくさん連なってできている場合は、乳輪の変形を防ぐための特殊なデザインが必要になることがあります。

手術の経過及び注意事項

  • 抜糸は7日目に行います。それまで、お渡しする消毒薬で傷口を消毒して下さい。
  • 入浴は、抜糸までは傷口を濡らさないように下半身だけにして下さい。
  • 抗生物質、痛み止めは指示を守って服用して下さい。
  • まれに皮下出血が出ることがありますが、2~3週間で消褪します。
  • 抜糸後は、2週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年と経過観察を行います。

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