肝斑治療、最前線!!
肝斑は特に女性に発生しやすい茶色のシミで、主に目の周りや頬の左右に現れます。日焼けやホルモン、年齢にも関係しており、妊娠中や出産後、ピル(避妊薬)の服用により発生することもあります。
2004年にQスイッチNd:YAGレーザーが開発され、2008年より肝斑に対するレーザートニング治療が報告されるようになりました。レーザートーニングとは、エネルギー密度が均一で低出力のNd:YAGレーザーを中空照射する方法です。
形成外科診療ガイドラインによれば、肝斑の治療で低出力QスイッチNd:YAGレーザーは有効である(グレードC1)とされています。
以下の治療例は、低出力QスイッチNd:YAGレーザーを2〜4週間隔でそれぞれ7回、8回照射した症例です。
肝斑治療内容
①レーザー治療(スペクトラレーザー)
今まで肝斑に対しては、レーザーや光治療法を照射することは禁忌とされてきましたが、 最新のレーザー治療(スペクトラレーザー)により肝斑を治療することが可能となりました。 1~2週間毎に10回の治療を行い、肝斑が改善できる優れた最新の治療です。
- 照射時間は5~10分程です。
- 副作用はなく、日常生活には支障はありません。
- 照射後はメークをして帰宅できます。
②IPエッセンス導入(イオン導入)
肝斑に特に効果が優れたエッセンスとVC、VAを単に肌に塗るだけでは届かない真皮層までイオン導入で浸透させます。
③内服治療(保険適用)
女性皮膚科医の診察のもと、ビタミンやアミノ酸などを処方します。 それぞれの治療と併用すると、より効果的です。
副作用
色素脱失、色素増強、熱アレルギーによる湿疹、毛包炎などが報告されています。
肝斑コースのご案内
肝班単独コース(肝班部分のみ)
最新のレーザー治療(Spectra)を10回・メディカルエステを3回お受けになれます。
通院期間 | 6ヶ月間 |
施術ペース | 2週間以上の間隔を空けて行います。 |
治療内容 |
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ホームケア | γ-TDMGエッセンス |
費用 | 250,000円(税抜) |
肝班・トータル美肌コース(肝班・美白・毛穴・肌の若返り)
最新の肝班治療に加え、レーザー治療を10回・メディカルエステを5回お受けになれます。
通院期間 | 8ヶ月間 |
施術ペース | 2週間以上の間隔を空けて行います。 |
治療内容 |
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ホームケア | γ-TDMGエッセンスまたはMTコスメ(リフトアップトリートメントシート) |
費用 | 400,000円(税抜) |